意思決定の導く場所

以下、BG5 in Japaneseのニュースレターに寄稿しました。近況報告です(^^
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キャリアタイプはアドバイザー、社会的役割は自然体/インフルエンサーのSimと申します。こちらへは2回目の寄稿ということで、お付き合いいただけますでしょうか?

【人生の転機から紡ぐ「育てる」を軸にした生き方へ】

19年間の会社員生活から卒業して1年。当時は明確なビジョンなく退職を決めましたが、生年月日と時間から人の設計図を読み解くBG5が示してくれた意思決定の戦略「認識を待ち、感情の静まりを待つ」を実践した結果、予想外の道が開けました。建築設備アドバイザーとしての新たな働き方、自然農法による共生、そしてBG5を通した人間理解の深化──これらの要素が有機的に結びつき、今の私を形成しています。

◆キャリアタイプ「アドバイザー」の本質的実践
退職後どうなるか分からずに何かを待っていたところ、協力業者から週1~2日のアドバイザー契約を提案されました。これまでの私の働きを見て、その専門性を認識してくれており、丁寧な招待をいただいたのでした。これはまさにBG5の分析で判明した私のキャリアタイプやその他の要素に適合する働き方──専門性を発揮しつつ自律性を保ち、組織の外から適度な距離感を維持できるスタイルです。従来の雇用形態とは異なるこの選択は、まさにアドバイザーである私を活かせる場所だと感じています。

◆自然農法が教えてくれた「待つ育て方」
退職を決めてから見つけることが出来た、農地付きの新天地にて、自然農法による自給自足も始めました。冬の間も水を張った田んぼにアオサギが舞い降り、足元ではオタマジャクシが泳ぐ光景は、私の「待つ戦略」と深く響き合います。肥料も農薬も使わず生態系のリズムに委ねる農業は、まさに「機が熟すのを待つ」生き方そのもの。無理な介入を控えることで、命本来が持つ力を発揮させることができます。建築設備で持続可能な未来を「育て」、田んぼで命を「育て」、BG5セッションで人の可能性を「育てる」──全てが繋がることに、オタマジャクシに気づかされたのでした。

◆BG5が描く多様性のある社会像
この転機を通し、各キャリアタイプが本来の設計通りに機能する社会の重要性を実感しています。BG5で学んだチーム構築理論を用いて、異なるタイプが互いの役割を自然に補完する組織作りに貢献したいという思いもあります。
現在は個人事業主「Sim企画」として、建築設備・自然農法・BG5という3つの分野を並行して進めています。人生のドラマがどう展開していくのか楽しみです。自分の人生そのものが、設計図(デザイン)に沿った生き方の実験場となっています。
この度、基礎講座のインストラクターとなりました。目指すのは、個人やグループの分析と多岐にわたるBG5の情報を「Simple」に伝える技術── BG5の知識は自己理解ツールだけではなく、社会変容のデザインツールとなり得ます。受講者がご自身の設計図を手にした時の輝きが、新たな社会の萌芽になると信じています。

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