
「アドバイザーは、システムをマスターすることが大切」
そんな言葉を、学びの中で耳にすることがあります。
システムとは、BG5で言えば
人の関わり方の仕組みや、
チャートの読み解きの枠組みのこと。
これはBG5に限りません。
何かの専門家になることを指します。
真面目に受け取ると、
少し重たく感じるかもしれません。
もっと勉強しないと。
まだ足りない。
置いていかれる。
そんな焦りが出てくることもあると思います。
でも私は最近、
少し違う捉え方をしています。
システムをマスターするとは、
根性で何かを積み上げることではなく、
自然に気になってしまうものを、
自然に見続けた結果として、
残っていくものなのではないか、と。
誰かの話を聞いているとき、
言葉になる前に、引っかかりが先に来ることがあります。
「ここ、少しズレているかもしれない」
そんな感覚。
あの感覚自体が、
もう理解の入口なのかもしれません。
もちろん、学ぶことは大切です。
ただ、「足りない自分を埋めなければ」という不安から学ぶと、
視野はむしろ狭くなってしまうことがあります。
逆に、面白がっているときは、
力が抜けているのに、よく見える。
変に頑張らなくても、
必要なことが抵抗なく入ってくる。
私にとって「マスターする」とは、
自分の感覚を鈍らせないでいること。
焦らず、
義務感に追われず、
それでも、見続ける。
そうやって残ったものが、
その人にとってのシステムなのかもしれません。
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